ソラコム シアトルオフィスに行ってきました

こんにちは、SORACOM UG運営の木澤です。
先日、アメリカ シアトルに出張する機会があり、これを機にソラコムのオフィスを訪問しましたので、そのご報告をします。

シアトルの街

私は9月20日~24日にシアトルを訪問しておりました。
シアトルは日本よりも高緯度にあり9月下旬ではもう肌寒いと聞いておりましたが、私の訪問中は天候にも恵まれ、朝晩はジャケットを羽織った方が良いかな、という程度でした。東京の感覚では11月初旬といった感じ。

ソラコムさんのオフィスにはシアトル訪問初日に訪問したのですが、その前にウォーターフロント(Pike Place)へ。

素晴らしく海が綺麗ですね。
そして、ここには日本でも有名なスターバックス・コーヒーの1号店があります。

あいにく行列ができており時間が掛かりそうなので、購入はせずソラコムさんのオフィスに向かいました。

ソラコムのオフィスはベルビューに

よく調べずに居たのですが、ソラコムのオフィスはシアトルから湖を渡った先にあるベルビューにあります。

シアトル市内の家賃高騰やダウンタウン周辺の治安悪化もあり、落ち着いた業務環境を求める向きとして、MicorosoftやAmazonなどのオフィスも一部ベルビューに移転しつつあるようです。
雰囲気としては新しい街で、副都心のようなイメージでしょうか。

ベルビューへの移動は路線バスでもできるようですが、今回はUberを利用しました。
噂には聞いておりましたが、非常に便利ですね。
移動経路を踏まえた事前会計、チップも含めた決済ができるので明瞭会計で有りがたいです。

シアトルーベルビューの費用は往復で$80+チップくらいでした。
移動途中にはビルゲイツ邸の案内を頂いて、ここに住んでいるとは、と驚きです。

ソラコムさんのオフィスは、ベルビュー中心部にあるBellevue Place内のWeWorkに構えていらっしゃいます。
私は日本国内のWeWorkにも何度か訪問したことがありますが、全く同じような雰囲気ですね。

オフィス内

オフィス内の撮影許可もいただきましたので掲載します(ありがとうございます!)
ベルビューのオフィスはアメリカ国内で唯一のオフィスとなりますが、営業拠点として、また一部アメリカ国内へのSIMの配送などを行っているとのこと。内部には機材が多く積まれておりました。

今回、kentaさんはあいにく出張中のためお会いできず、mozさんにご案内いただきました。
(他に現地採用の方が数名働かれています)

アメリカ本土には4つのタイムゾーンがありますが、ここは西海岸のため東海岸は3時間早く始業していることになります。
そのためミーティングの相手によっては早朝から始業する必要があって大変なんですよねーなんて話も。

衛星メッセージングサービスについて

さて、今年のSORACOM Discoveryで発表された衛星メッセージングサービスについて気になる方は多いのではないでしょうか。米国に行ったからには是非聞いてみよう、ということでお話をお伺いしました。

衛星メッセージングサービス (Technology preview) - IoT プラットフォーム SORACOM

本サービスは周回軌道衛星(astrocast/swarm)を用いたサービスのため常時の通信はできず、バッファしておき衛星との通信ができているうちにまとめて送るような動作となります。そのためクラウド⇒デバイスの制御には向きませんが、通信キャリアの電波が届かない公海上でもセンシングデータの送信ができるようになるため、ユースケースはあるものと思います。

現在はまだ陸上で使える国は少ないですが、astrocast・swarm各社にて、各国で使えるよう電波当局との交渉をしているようですので、日本でも使える日は来るのかもしれません。

デバイスも大型/高額であるため、SORACOM UGの話題で取り扱えるのは現時点では難しいですが、Wi-Fiでシミュレートできるような機材もあるとのことですので、いずれはSORACOM UGのハンズオンイベントで使えるよう模索したいですね。

最後に

衛星メッセージングサービスのお話もお伺いできてとても楽しい時間を過ごすことができました。
mozさんにはお忙しい中、仕事中にお時間いただきありがとうございました。

mozさんと記念撮影

t.kizawa

SIer所属のインフラ・クラウド系アーキテクト・プリセールスです。
SORACOMUser Group運営担当
資格:AWS認定12冠 / 情報処理安全確保支援士 / テクニカルスペシャリスト(NW)等
AWS Ambassador / AWS Top Engineer / SORACOM MVC 2022

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